モード系ファッション誌 / モード誌

モード系ファッションを主に提案している女性向けファッション誌(モード誌)は、VOGUE JAPAN(ヴォーグジャパン)、ELLE JAPON(エルジャポン)、Numero TOKYO(ヌメロトウキョウ)、 Harper's BAZAAR(ハーパーズバザー)、FIGARO japon(フィガロジャポン)、SPUR(シュプール)、GINZA(ギンザ)です。 海外発の女性向けファッション情報誌(海外で発行されている女性誌の日本版)が多いですが、SPUR(シュプール)と GINZA(ギンザ)は、日本発のハイファッション・モード誌です。

また、月刊誌ではなくモード誌というよりもカルチャー誌になりますが 装苑(そうえん)や commons&sense(コモンズアンドセンス)などもあります。 さらに、主要なファッションウィークを特集しているコレクションマガジンなどもありますが、重複や誤解を避ける意味で除外しています。

その他のモード系ファッション誌

モード系ファッション誌(モード誌)ではなく、一般的なファッション誌や女性誌でもモードなファッションやモード系スタイルを掲載していることがあります。 ただし、それらのファッション誌や女性誌を紹介してしまうと、変な誤解を招く恐れがあるためリストアップしていません。 また、一般的にモード誌として括られている女性誌は、WEB や SNS による情報発信にも力を入れている媒体が多いので、気になる方はチェックしてみて下さい。

休刊したモード系ファッション誌

休刊もしくは廃刊になっているモード系ファッション誌(モード誌)を紹介します。 ただし、コレクション関連誌は除外しているので注意して下さい。

○ high fashion
 ハイファッション
○ 流行通信
 りゅうこうつうしん
○ RUSSH JAPAN
 ラッシュジャパン
○ L’OFFICIEL Japan
 ロフィシャルジャパン
○ marie claire
 マリクレール 日本版

注意:marie claire(マリクレール)は、一般的な雑誌としては休刊している状態ですが、 読売新聞購読者に限定配布されている場合があります。

Mode(モード)とは

Mode(モード)は英語で様々な意味がある単語ですが、ファッションにおいては”服装や髪型の流行”という意味合いが強い言葉になります。 また、フランス語では”流行”を意味しており、特に服飾の流行である”ファッション”という意味が強い単語になります。 ちなみに、日本のファッションメディアでは欧米の最新ファッションもしくは最先端のトレンドを Mode(モード)と表現していることが多く、 日本の最新ファッションや日本で流行している服装のトレンドについて Mode(モード)と紹介していることは稀です。

モード系ファッションとは ” 最新・最先端・先鋭的 ” なスタイルのことです。 また、一般的な日本のファッションよりも ” ハイグレード・高級・上位 ” に位置づけられていることもあり、ハイエンド系やハイファッション系と言われていることもあります。 ちなみに、日本では黒を基調としたモノトーンのファッションスタイルというイメージが強い人もいるようですが、黒を基調としたモノトーンの先鋭的なスタイルだけがモード系ファッションではありません。 さらに、奇抜な服装や個性的なファッションを Mode(モード)として紹介している人もいますが、ちょっと意味がわかりません。

Mode(モード)というか、ハイブランド / 高級ブランド(海外のラグジュアリーブランド等)についてあまり知らない方は、ファッションについて少し学習することをおすすめします。 例えば、オートクチュールやプレタポルテについて調べてみたり、ブランドの歴史やデザイナーについて調べるなど、ファッションやブランドについて詳しくなった方が良いと思います。

ある程度ファッションについて理解できた方は、服の作り方なども知っておいた方がもっと知識が深まると思います。 実際作ったり作れるようにならなくても問題ないとは思いますが、作れないよりは作れた方がより詳しく解説できると思います。 また、系統の主要なスタイルや重要なジャンルだけではなく、細分化されている部分や過去流行した歴史、メジャーではないマイナーな系統(スタイル)なども理解しておいた方が良いです。 例えば、ガーリー系ファッションの分析や分類をするためには、細分化している○○ガーリーやガーリー○○系に加え、フェミニン・フェアリー・ロリータ・ドーリー・デコラ・原宿系など、 ガーリー系ファッションに近いもしくは境界線が曖昧な系統(スタイル)も理解できていないと厳しいと思われます。

記事更新日:2022年9月上旬