フェミニン系ファッション誌

フェミニン系ファッションを主に提案しているファッション雑誌は、美人百花(びじんひゃっか)です。 その他の女性誌はフェミニン系スタイル以外も提案しており、キレイ系(きれいめカジュアル系など)も掲載しているので、誌面について誤解のないように注意して下さい。 また、雑誌のリニューアル等に対応できていないサイトやブログが多いので、古い情報のまま更新していないサイト&ブログ、作成日や更新日が古い記事等にご注意下さい。

ちなみに、フェミニン系とガーリー系の区別ができない方が、系統(スタイル)について解説もしくは言及してしまうと、残念な結果を招く恐れがあります。 また、フェミニン系・キレイ系・コンサバ系の区別ができていない方が、Feminine(フェミニン)という単語のイメージだけで分類している記事がありますが、 個人的にはそれはそれで良いんじゃないかと思っています。境界線が曖昧になっているので、どちらにも分類できる場合があります。

その他のフェミニン系ファッション誌

フェミニン系~大人フェミニン系ファッションも含めて幅広く掲載している雑誌を紹介します。 基本的には、美人百花(びじんひゃっか)よりも系統的には弱くなってしまいますが、気になる雑誌があればチェックしてみて下さい。 また、モード誌やラグジュアリーマガジンは除外しています。

○ CanCam(キャンキャン)
○ non-no(ノンノ)
○ Ray(レイ)
○ MORE(モア)
○ Steady.(ステディ)

CanCam(キャンキャン)と non-no(ノンノ)はフェミニン系ファッションだけではなく、キレイ系~カジュアル系まで幅広く掲載しています。Ray(レイ)は特集や企画によって異なるというかブレるので何とも言えません。 MORE(モア)はきれいめなカジュアル寄りのスタイルの方が多く、Steady.(ステディ)はファッションコンテンツ自体が薄くなっています。

掲載している可能性がある女性誌

フェミニン系ファッション誌ではありませんが、フェミニン系スタイルを掲載している可能性がある女性誌を紹介しています。 提案している主な系統がフェミニン系~大人フェミニン系ではないので誤解のないように注意して下さい。 また、モード誌やラグジュアリーマガジンは除外しています。

○ GINGER(ジンジャー)
○ CLASSY.(クラッシィ)
○ BAILA(バイラ)
○ Oggi(オッジ)
○ ar(アール)
○ bis(ビス)
○ LARME(ラルム)

CLASSY.(クラッシィ)と Oggi(オッジ)に加え、BAILA(バイラ)はベーシック~きれいめカジュアル系の方が多く、 GINGER(ジンジャー)はエンタメ&カルチャー要素が強い誌面になっています。ar(アール)は、カジュアルからガーリーまであるファッション&ビューティ誌です。 bis(ビス)と LARME(ラルム)は、主にガーリー系ファッションを提案しています。

休刊しているフェミニン系の女性誌

現在は発行されておらず、休刊(事実上の廃刊)になっている女性誌を紹介します。 ここで紹介している雑誌以外にもまだありますが、ジャンルやカテゴリとして微妙だったり古すぎる女性誌は除外しています。

○ andGIRL(アンドガール)
○ AneCan(姉キャン)
○ MISS(ミス)

ちなみに、系統に特化しているかどうか記憶が曖昧な部分があるため、もしかしたら勘違いしているかもしれませんが、 CanCam(キャンキャン)の姉妹誌だった AneCan(姉キャン)と MISS(ミス)は、OL(通勤服)からコンサバ系のファッションも提案していたような記憶があります。

Feminine(フェミニン)とは

Feminine(フェミニン)は英語で”女性らしい”や”女性的な”という意味があり、優しい・か弱い・繊細なという解釈もあるそうです。 また、男性に対して使うと悪い意味になることがあるので注意して下さい。ちなみに、フェミニズムやフェミニストとは違うので誤解のないように注意して下さい。

フェミニン系ファッションとは、女性らしさのあるきれいめで可愛いスタイルのことです。また、愛され系や綺麗系と言われることもあります。 主に、20代~30代の女性に向けた大人可愛いスタイルが多く、キレイ系もしくはコンサバ系寄りであれば OL / 通勤服としても支持されているファッションです。 また、モテ系や男性ウケが良いとされていますが、若い世代ではなくやや上の世代の大人の男性に受けが良いのではないかと思われます。

フェミニン系スタイルはファッションの系統において大ジャンルになるとは思いますが、ガーリー系と比べあまり細分化されていません。 また、フェミニン系・キレイ系・コンサバ系との境界線が曖昧で、世代によって定義みたいなものが異なるようなので、 単語の意味やイメージだけで判断(分類)しても問題ないと思います。フェミニン系ファッションについて解説しているサイトやブログを見ると、 女性らしい雰囲気のある~とか、上品で落ち着きのある~とか、大人っぽい・清楚・優しいなどなど、他の系統でも当てはまるような特徴を挙げており、 女性らしいアイテムを取り入れたコーディネートであれば比較的幅広くフェミニン系ファッションとして括られているので、 時代に合わせて読者やオーディエンスがなんとなく理解できていれば良いファッションスタイルのような気がします。 象徴的なデザインや特徴的なディティール、具体的なアイテムなど、細かく定義しようと思えばできそうな感じもしますが、それらが意味のある行為だとは思えません。

記事更新日:2022年9月上旬